2014年4月8日火曜日

西洋記18

 洞のみなは怒り、三茅山の祖師は金陵健康府に向かうが、眠っている天子の頭頂に現れた真身から天子が玄天大帝の臨凡であることを知って引き返す。

 朝になると朝廷が開かれる。
 遠路はるばる玉璽を取りにいかせるのに、左側にいた姚太師が、龍虎山の張真人を推薦する。張真人は、難題を押し付けられ、姚太師が僧家なので、僧家を滅ぼさずにおくものかと誓う。
 張真人は、南北両都十三省の和尚という和尚を滅ぼせば、西洋に赴いて玉璽を手に入れてくるという。
 すぐに天子が仏門を滅ぼすといい、和尚という和尚を七日以内に還俗させ、従わない者は一家もろとも斬、近隣四軒も隠せば遠方で軍役ということになる。

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