2013年11月23日土曜日

西洋記10

 燃燈古仏由来。
 もとよりこの赤子は五十年の摩訶僧祗の厄難を解くために、燃燈古仏が臨凡したもの。またなぜ燃燈仏というのか?彼はもともと西天(インド)の太子であった,生まれたとき,燈火のような光を放ったために燃燈仏というのだ。因に彼は錠身を燈に置く,燈の字はまた金に従う,因に是を錠身という,後世には錠光仏とされた,今では人はこれをただ「定」の一字に作る。
 偈をもって証す、偈に曰く、

  説即雖萬般,合理還歸一。
  除是身畔燈,方才是慧日。



『西洋記』あいかわらず読みにくいという印象ばかりが強烈に残る…
中身を忘れて、読みにくかった。
神仏が大量に何もかもで出てきた気がするけど、覚えていなくて、読みにくかった。というぐあい。
研究者以外読まないと言われるわけですね。

 前段が特にひどい。
 皇帝が費用で悩んだり、伝国の玉璽が出てきたり、
 航海を始めてからは、もう少しわかりやすかったはずなんですが。


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