2015年7月3日金曜日

西洋記29

第十七回 宝船廠魯班助力 鉄錨廠真人施能

 天子が文武百官を集めて工事のことを尋ねる。無言であった劉誠意が袖の裏で占い、天神の助力があったからできたと言い、七日身を清め、どの天神が助力してくれていたのか確かめることになる。

 はたして、天神が現れ、消える。
 その言動と姿から魯班と判明する。

 こうして宝船ができあがり、次は碇。
 詳細を知らせて作らせるが、できあがらないため、多数の工人が処刑される。
 やがて葫蘆釘角が抜擢され、台を作って師と拝し、剣を与えて好きに処罰できるようにしてくれれば作ると言う。



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