第二十一回 軟水洋換將硬水 吸鐵嶺借下天兵
碧峰長老は船を止めさせる。軟水洋についたのではないかと言われて、三宝太監はおびえる。
碧峰長老は竜宮に行き、東海龍王・敖広に面会する。
東海龍王は軟水洋の事を話す。
太宗と玄奘の西天取経の由来の話が出る。
碧峰長老が鉢を用いて軟水を去り、船は前に進めた。
次の難所は吸鉄嶺。牒文を焼き、霊霄宝殿の玉帝に、吸鉄嶺を越えるときに天兵に錨などを運んで欲しいと奏上する。三十六天罡が天兵を率いてやって来て、錨などを運ぶ。また、碧峰長老は西海龍王・敖順に頼み、一千の水獣を出して船を運んでもらう。
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